混合育児から完母へ移行するのがいいとは限らない!

どんなに頑張っても、母乳がなかなか出ない人はいます。 それなのに完全母乳にこだわりすぎて、苦しんで辛い思いをするよりも、ミルクを足して混合育児で笑顔でいる事の方がよっぽどママも赤ちゃんも幸せではないでしょうか。 混合育児から完母へ移行することが絶対に正しいとは限らないのです。

混合育児のデメリットを経験者の立場から紹介します!

赤ちゃんが生まれる前から、私は混合育児にしようと決めていました。

 

混合育児にしようと決めた理由は色々あるのですが、

実際に赤ちゃんが生まれ混合育児をしていると、

沢山のデメリットが、、

 

もうこれは完母を目指すか、ミルクにしてしまおうかなーと思うくらい。

 

では、混合育児にしようか迷っているあなたのために、

混合育児のデメリットを紹介します。

 

 

混合育児のデメリット!経験者にしか分からない?

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最近では、混合育児は母乳とミルクのいいとこどり!

 

なんて言われ、あえて最初から混合育児を目指す方も少なくないのだとか。

 

しかし、どんなにいいと言われる混合育児も、

デメリットは確かにあります。

 

 

授乳に時間がかかる

 

混合育児の場合は、母乳をあげたあとにミルクをあげます。

 

1回の授乳で母乳を20分、ミルクを10分飲んだとすると、

トータル30分、、

 

しかもミルクを作る時間もあり、混合育児はミルクの量は完全ミルクよりも少ないですが、

作る手間は一緒です。

 

全部終わるとなんだかんだですごく時間が経っています。

 

更に搾乳をしているママさんはもっと大変。

 

授乳後に搾乳して哺乳瓶であげたり、次の授乳にあげたりするので、

時間ばかりかかってしまいます。

 

そして1時間もしないうちに泣きだしてしまうと、

もう休む暇なんてありません。

 

 


揃えなければいけないものが増える

 

混合育児の場合は、母乳育児もミルク育児も

両方に必要なものを揃えなければいけません。

 

母乳育児の場合は、ママの母乳パッドや授乳下着、授乳服が必要です。

 

ミルク育児の場合は、哺乳瓶やミルク、消毒用品など、必要なものが増えてしまいます。

 

 


外出時の持ち物が増える

 

混合育児の場合は、赤ちゃんのミルクに哺乳瓶にお湯を入れた水筒も必要です。

 

さらに母乳を飲ませる場合の授乳ケープ。

 

もちろん赤ちゃんの着替えもいりますから、

外出時はたくさんの荷物になります。

 

 


母乳のあとミルクを足す量に迷ってしまう

 

母乳はどれくらい出ているのか分からないので、

その後にミルクを足す量がはっきり分かりません。

 

ミルクの適量が分からず「ミルクはこのくらいでいいかな」と

常に迷いながらミルクを足していました。

 

出産時に病院で指導されますが、赤ちゃんも体重が増えてたくさん欲しがるようになるし、

その時によって母乳を飲んでいた時間も変わります。

 

またママの母乳の分泌量も変わります。

 

ミルクをあげた後でも赤ちゃんが泣けばまだ足りないのかと思ってしまうし、

ミルクを飲まずにすぐに眠ってしまう時は多すぎるのかと思ってしまいます。

 

ミルクはあげすぎない方がいいと言われていても、

赤ちゃんはどれくらいで満足できるのか、どれくらいが適量なのかよく分からないのです。

 

 


ミルクをあげるタイミングに困る

 

母乳は赤ちゃんが欲しがるだけあげていいのに対し、

ミルクは3時間おきを目安にしなければいけません。

 

しかし赤ちゃんが2時間で泣きだした場合、

母乳だけでは満足できずに泣く時があります。

 

するとまだ2時間ちょっとしかたっていないのに、ミルクをあげてもいいのかな、、

母乳をもう少し飲ませようかな、、

などと悩んでしまうんです。

 

母乳のように、ミルクも毎回あげてもいいのなら楽ですが、

ミルクだけ3時間おきと決められると、とてもやりにくく感じました。

 

 

 

母乳育児にプレッシャーを感じる

 

最近混合育児が増えてきたとはいえ、

母乳育児はまだまだ信仰されています。

 

周りに混合育児であることを伝えると、

「母乳が出ない」というレッテルをはられているようで。

 

自分が望んで混合育児にする方もいる位なのに、

完全母乳じゃないと母親失格と言われているようで、とてもつらかったです。

 

完全母乳にした方が良かったのかな、、

という思いは、卒乳した後もずっとモヤモヤしています。

 

 

 

おわりに


混合育児にも意外とデメリットは多いんです。

 

しかしどの方法を選ぶかは、ママさん次第です。

 

赤ちゃんとママの両方にとって、ベストな授乳方法を選択してくださいね。