ミルク育児は夜泣きをしないってホント?母乳との違いは?
赤ちゃんが生まれ、昼も夜も関係なく続く授乳にほとほと疲れ果てているママさん。
その中でも特にママさんを悩ませるのが、赤ちゃんの夜泣きです。
やっと寝てくれたと思ったら、またすぐに泣きだしてギャー!
ちょっとした物音にも敏感に反応して、こっちは寝れたもんじゃない!
お願いだから寝てよー!
そう何度思ったことか、、
しかし、実はミルク育児だと夜泣きをしないということを耳にしました。
果たしてそれは本当でしょうか。
ミルク育児は夜泣きをしないってホント?母乳との違いは?
ミルク育児は夜泣きをしない?
赤ちゃんの夜泣きは、ママは本当に疲れ果ててしまいますよね。
しかし実は、母乳育児よりもミルク育児の赤ちゃんの方が、夜泣きをしないと言われています。
それはなぜか?
簡単に言うと、ミルクは腹持ちがいいから。
粉ミルクは牛乳から作られていますが、なるべく母乳に近くなるようにと作られています。
しかし全く同じにすることは不可能で、含まれる成分には多少の違いがあります。
そしてその一番の違いは、消化吸収の面。
ミルクには消化吸収を悪くさせる成分が含まれています。
するとミルクを飲んでいる赤ちゃんは、ミルクがなかなか吸収されないので、
腹持ちが良くお腹が空いて泣くことが少なくなると言う訳なんですね。
母乳育児だと夜泣きをするの?
母乳育児のママさんはよく分かっておられるかと思いますが、
赤ちゃんの夜泣き多くないですか?
一般的に、ミルク育児の赤ちゃんは夜泣きが少ないと言われますが、
反対に母乳育児の赤ちゃんは夜泣きを良くすると言われています。
それは、母乳はミルクに比べて消化吸収が良いから。
赤ちゃんにとっては母乳は身体に負担なく消化吸収できる一方、
すぐにお腹が空いてしまうんですね。
そのため夜泣きも増える傾向があります。
そしてもう一つ、母乳は赤ちゃんが泣くとすぐにおっぱいをあげることができますね。
すると赤ちゃんは、泣けばすぐおっぱいがもらえると思い込み、
夜中でも関係なく頻回に起きてはおっぱいを欲しがるようになるのです。
夜泣きがひどいから夜だけミルクをあげてもいい?
いつもは母乳をあげているけど、夜泣きがひどいために
夜だけミルク育児にするママさんは意外と多いです。
だってミルクの方が寝てくれるんですから。
夜泣きはママも寝不足になりますから、
体力的にも精神的にもあまり無理しすぎるのはよくありません。
辛い時は夜だけミルク育児に切り替えるのも一つの手だと思います。
その場合は、夜寝る前にあげていた母乳の時に、ミルクを飲ませる方法が良いでしょう。
最初からミルクをすんなり飲んでくれればいいですが、
うまくいかない場合は最初に母乳をあげてからミルク、ミルクをあげてから母乳など、工夫してみましょう。
ミルクの量は、月齢ごとのミルク量に添ってあげてください。
おわりに
赤ちゃんの夜泣きは本当につらいですよね。
しかしミルクをあげることで寝てくれるなら、夜だけミルクにする方法も良いことだと思います。
何よりもママも赤ちゃんも笑顔でいる事が一番大切ですからね。