混合育児から完母へ移行するのがいいとは限らない!

どんなに頑張っても、母乳がなかなか出ない人はいます。 それなのに完全母乳にこだわりすぎて、苦しんで辛い思いをするよりも、ミルクを足して混合育児で笑顔でいる事の方がよっぽどママも赤ちゃんも幸せではないでしょうか。 混合育児から完母へ移行することが絶対に正しいとは限らないのです。

添い乳での寝かしつけは癖になる?デメリットは?

赤ちゃんが添い乳ができるようになると、

寝かしつけがかなり楽になったと言うママさんは多いです。

 

しかしそれと同時に添い乳での寝かしつけは、癖になるからやめたほうがいい、

眠りが浅くなるからやめた方がいい、とも言われます。

 

果たしてそれは本当でしょうか。

 

 


添い乳での寝かしつけのデメリットとは?

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窒息する可能性がある

 

添い乳での授乳は、ママも眠ってしまうことが少なくありません。

 

すると、知らないうちに赤ちゃんの鼻をおっぱいでふさいでしまうことがあります。

 

赤ちゃんは口でおっぱいをくわえて鼻で息をしているので、

鼻をふさがれてしまうと息をすることができず窒息する可能性があるのです。

 

添い乳で授乳する時は、ママのおっぱいが赤ちゃんに覆いかぶさらないように注意しましょう。

 

 

ゲップができない

 

添い乳をしていると、そのまま寝てしまうことが多いです。

 

すると赤ちゃんはゲップをしないまま寝てしまうので、

吐き戻しをしやすいです。

 

吐いたものがそのまま流れればいいですが、

赤ちゃんが上を向いていた場合吐物が詰まって危険です。

 

 

中耳炎になる可能性がある

 

添い乳は赤ちゃんが寝た状態で授乳するので、

吐いたり飲みきれなかった母乳が耳管に流れて中耳炎になることがあります。

 

赤ちゃんによっては中耳炎になりやすい子もいるので、注意しましょう。

 


虫歯になりやすい

 

乳歯が生える頃になると、同時に離乳食も始まります。

 

離乳食を食べ始めると、食べカスが口の中に残ります。

 

その状態で添い乳をすると、虫歯になりやすいと言われています。

 


乳腺炎になりやすい

 

添い乳は決まった体勢で授乳したり、片方だけの授乳にもなりやすいです。

 

すると、飲まれない部分ができてしまい、乳腺炎になりやすくなります。

 

 

添い乳での寝かしつけは癖になる?改善策は?

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赤ちゃんに添い乳をして寝かしつけをしていたら、

夜中も頻繁に起きて母乳を欲しがるようになった。

 

そんな場合は、母乳が欲しいのではなく、添い乳が癖になっているだけかもしれません。

 

でも赤ちゃんが泣けば添い乳で寝かしつけたくなりますよね。

 

それを繰り返していると、赤ちゃんは浅い眠りになると起き、

おっぱいがないことに気付き泣きます。

 

そして添い乳があると寝るという癖がついてしまいます。

 

おっぱいなしでは眠れなくなってしまうんですね。

 


では、添い乳での寝かしつけを癖にしないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

入眠するための方法を決める

 

子供は入眠するための方法を決め、毎日実施することで

「これから寝る時間なんだ」ということを体で覚えることができます。

 

寝る前にパジャマに着替える、絵本を読む、電気を消す、子守唄を歌うなど、

毎日同じことをして寝かしつけしましょう。

 


トントンする

 

オーソドックスなやり方かもしれませんが、

身体に触ってトントンすると、不思議と赤ちゃんは安心できます。

 

添い乳も身体をくっつけますが、同じ要領でママの体温を感じられるようにしてあげましょう。

 

抱っこで寝かしつけにしてしまうと、後々が大変なので、

できる限りトントンするのが良いですね。

 

 

寝たふりをする

 

これは私がよくやっている方法です。

 

ママが寝ると、赤ちゃんも「寝る時間なんだ」と理解するのか、

眠りにつこうとします。

 

ただし一緒に寝てしまう可能性が大なので注意です(笑)

 

 


子供が安心できるグッズがあると良い

 

赤ちゃんはおっぱいがあることで安心して眠ることができます。

 

添い乳で寝かしつけしないなら、それに代わる安心グッズを与えると良いでしょう。

 

よく聞くのがぬいぐるみやふわふわのタオルなどです。

 

赤ちゃんがお気に入りにできるようなものにしましょう。

 

 

規則正しい生活をする

 

寝てばかりだった赤ちゃんも、いつの間にか起きている時間が長くなり、

生活リズムをができてきます。

 

この時に赤ちゃん任せに寝かせるのではなく、

ママがある程度リズムを整えてあげることが大切です。

 

朝は7時までには起こし、夜は20時までに布団に入るようにしましょう。

 

 

おわりに

 

添い乳での寝かしつけについては、勧める方とやめた方がいいと言う方に分かれます。

 

どうするかはママ次第ですが、危険なこともあるということは覚えておいて下さい。

 

授乳はわずかな時間しかできないとても貴重なものです。

 

ママと赤ちゃん両方にとっていいと思える方法を見つけましょう。